RTX4060 Ti搭載のおすすめゲーミングPCが知りたい。そのGPUの性能や出せるフレームレートなどについても教えて!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- RTX4060 Ti搭載のおすすめゲーミングPCを知りたい!
- RTX4060 Ti搭載のおすすめゲーミングPCの特徴を知りたい!!
- RTX4060 Ti搭載のおすすめゲーミングPCでできることを知りたい!
この記事の監修者
ゲーミングPCブロガー
YUH/ユー
・ゲーミングPC歴10年以上
・過去購入数6台
・自作歴もあり
様々なBTOメーカーでゲーミングPCを購入してきて、実際に感じたこと・体験を元に執筆しています。
今回はRTX4060 Ti搭載のおすすめゲーミングPCについて解説します。
このGPUは現状エントリーモデルのPCに搭載されてます。
スペックとしても人気でかつコスパもいいのでおすすめ。
ゲームごとのフレームレートや詳しい性能なども簡単な表で解説してます。
また、初心者向けの解説も多く掲載してるのでそちらもぜひ。
自分に合ったモデルを見つけて、最高のゲーム環境を手に入れよう!
RTX4060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC4選
さっそく今回の本題を紹介していきます。
モデル | JG-A5G6T | GE7A-C242/B | GB7A-E241/B | GK-PSK144F46Ti |
メーカー | マウス | TSUKUMO | TSUKUMO | STORM |
価格 | 144,800円 | 179,800円 | 237,800円 | 213,000円 |
CPU | Ryzen 5 4500 | Ryzen 7 5700X | Ryzen 7 7800X3D | Corei5-14400F |
GPU | RTX4060 Ti | RTX4060 Ti | RTX4060 Ti | RTX4060 Ti |
メモリ容量 | 16GB | 16GB | 32GB | 32GB |
ストレージ容量 | 1TB | 1TB | 1TB | 1TB |
公式HP |
【最安のRTX4060 Ti搭載モデル】NEXRGEAR JG-A5G6T
NEXTGEARのコスパモデル。予算15万円で性能も大事にするならこれ一択
価格:144,800円(税込)
コストを抑えたい。そこそこ遊べればいいフルHD144fps控えめに光るゲーム趣味程度に配信・制作活動(動画編集・AI画像生成など)
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラボ | RTX4060 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
電源 | 750W ブロンズ |
他のメーカーや価格帯と比べてもこの価格でRTX4060 Ti搭載は破格。
メモリもCPUも最低限ゲームを快適にプレイできるパーツを搭載してます。
「とにかくコスパよく快適に遊びたい」「ApexやValorantなどの人気タイトルをプレイしたい!」そんな方におすすめ。
【Corei5-14400F搭載モデル】G-GEAR GE7A-C242/B
RyzenCPU搭載のコスパ重視モデル。ちょっと贅沢なゲーム体験を獲得
価格:179,800円(税込)
コストを抑えたい。そこそこ遊べればいいフルHD144fps光らないゲーム
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラボ | RTX4060 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
電源 | 750W ゴールド |
「ゲーミングPCの脳みそ」にあたるCPUがワンランク進化し、より総合的なスペックが上がりました。
ゲーム性能の底上げに繋がり、より快適なゲーム体験を得られます。
【Ryzen 7 7800X3D+32GB搭載モデル】G-GEAR Aim GB7A-E241/B
TSUKUMOのRyzenCPU搭載モデル。コスパもスペックもバランスがいい
価格:237,800円(税込)
快適にゲームと軽く配信・制作活動もやりたいフルHDWQHD144fps光らないゲーム趣味程度に配信・制作活動(動画編集・AI画像生成など)
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
グラボ | RTX4060Ti |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
電源 | 750W ゴールド |
メモリは主に処理できるタスクの数を増やす役割なので、マルチタスクがより得意になります。
動画を見ながら作業ゲーをしたい方など、別のソフトも同時に開きたい方は32GBあると安心。
また、動画編集などはメモリの影響を受けやすいので、そういった作業をする方にも相性抜群です。
【デザインもこだわりたい】GK-PSK144F46Ti
STORMの「幻界」ケース採用。価格を抑えつつバランスの良い性能を持った構成
価格:213,000円(税込)
快適にゲームと軽く配信・制作活動もやりたいフルHDWQHD144fps光るゲーム趣味程度に配信・制作活動(動画編集・AI画像生成など)
CPU | Core i5-14400F |
グラボ | RTX4060 Ti |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
電源 | 850W ゴールド |
コチラはデザイン重視のモデル。
最近人気のSTORMが展開してる「幻界」というPCケースです。
270°強化ガラスで囲まれていて、鮮やかなRGBライトを楽しめます。
【表で簡単比較】RTX4060 Tiの性能まとめ
次にRTX4060 Tiの性能について解説します。
初心者の方にもわかりやすいように表で解説してます。
RTX4060 Tiの基本性能比較表
RTX4060 Ti | RTX3060 Ti | RTX4070 | |
---|---|---|---|
参考価格 | 56,800円 | 50,980円 | 56,800円 |
コスパ | 0.237 | 0.233 | 0.212 |
TDP | 160W | 200W | 200W |
電力効率 | 84.2 | 59.5 | 89.7 |
VRAM容量 | 8GB | 8GB | 12GB |
VRAM帯域 | 288GB/s | 448GB/s | 504GB/s |
用語解説
- コスパ:1円あたりのベンチマークスコア(ベンチマークについては次の見出し参考)
- TDP:消費電力のおおよその目安。低ければそれだけ電気代が安く済む。
- 電力効率:1TDPあたりのベンチマークスコア。数値が高い方が効率良し。
- VRAM容量:GPUのメモリ容量。普通のメモリとは別。
- VRAM帯域:VRAMが1秒間に転送できるデータ量の目安。
前世代のRTX3060 Tiと比べると省電力性が30%高く、基礎的なゲーム性能は37%高い。
ただ、メモリの性能が比較的控えめでRTX4070と比べると14%ほど低い。
とはいえ、単純なゲーム性能だけで見ればそこまで大きな影響ではないので、予算次第で好きな方を選べばOK。
ベンチマーク比較表
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 | |
RTX3060 |
GPU性能の総合力を表すベンチマークはRTX3060 Tiと比べて10~15%ほどアップ。
これまでの世代交代と比べると性能の上がり幅は低いため、RTX40シリーズのエントリーモデルという位置付けになる。
なので予算があるなら「RTX4070」や「RTX4070 SUPER」もしくはそれ以上をおすすめします。
ただ、フルHDで人気ゲームタイトルをプレイする分には十分なスペックです。
それに加えてRTX40シリーズから新たに「DLSS3」が搭載されてるので、低負荷で高解像度を楽しめる点を考えるとやはりエントリーモデルとして優秀です。
DLSS3とは?
AIのディープラーニングを利用して例えば、実際は「1920×1080」で描画してるが、見た目は「3,840×2,160」の高解像度に見えるという技術。(その他の解像度でも可能)
それによって負荷が軽減されるため、その分fps値の処理に負荷を回せてfps値向上にも繋がります。
簡単にいうと「低負荷で高解像度に見せることができる」機能のことです。
25個のゲームタイトル平均フレームレート表
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 | |
RTX3060 |
RTX4060 TiはフルHD環境であれば十分なスペックです。
RTX3060と比較しても性能アップは明らか。
ただRTX4070以上と比べると高解像度環境の性能差が大きいので、WQHDや4Kでプレイしたい方は注意が必要です。
あくまで25個のゲームの平均フレームレートなので、ゲームごとに確認したい方は次の章を参考にしてみてね!
【ゲーム別】RTX4060 Tiのフレームレート(fps)比較表
次にゲーム別にRTX4060 Tiのフレームレートを比較します。
自分のプレイしたいゲーム、もしくはジャンルを確認して参考にしてみてください。
Apex Legends
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 | |
RTX3060 |
Apexはシューティングゲームなので、fps値が非常に大事です。
PC版だと144~240fpsあたりが理想なので、コスパなら「RTX4060」でゲーム体験重視なら「RTX4070 Ti SUPER」がおすすめ。
VALORANTも同じゲームジャンルなので、同じようなスペックで楽しめます。
エルデンリング
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 |
エルデンリングは推奨fpsが60fpsなのでコスパ重視なら「RTX4060」で、ゲーム体験重視(4K・高画質)なら「RTX4070 SUPER」以上がおすすめ。
グラフィックが綺麗で、ストーリー以上の魅力があるのでゲーム体験重視で楽しむのがおすすめ。
他のゲームもプレイしたいとなると「RTX4070 SUPER」は無難なので、買っておいても損はないです。
モンスターハンター(ワールド・アイスボーン)
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 |
モンスターハンターは主に映像美重視でプレイする方が多くいます。
コスパ重視なら「RTX4060」で、ゲーム体験重視なら「RTX4080 SUPER」がおすすめ。
ストリートファイター6
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 |
スト6は比較的軽度なゲームタイトルで、60fpsが推奨されています。
コスパ重視なら「RTX4060」で、ゲーム体験重視なら「RTX4060 Ti」がおすすめ。
配信等をする場合は「RTX4070 SUPER」あたりが無難です。
原神
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 | |
RTX3060 |
原神は元々fps上限は60ですが「Genshin Impact FPS Unlocker」を使うと、最大360fpsまで出すことができます。
コスパ重視で選ぶなら「RTX4060 Ti」で、ゲーム体験重視で選ぶなら「RTX4070 Ti SUPER」がおすすめ。
原神は映像美が素晴らしいので、それを全力で体験するなら「RTX4070以上」は欲しいところです。
GTA5
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 |
GTA5は世界で最も人気のアクションゲームです。
コスパ重視なら「RTX4060」で、ゲーム体験重視なら「RTX4070 SUPER」がおすすめ。
ただGTA5はMODも人気なので、最大限楽しみたい方は「RTX4070 Ti SUPER」あたりが無難におすすめです。
VCRGTAやストグラに参加したい方などは「RTX4080 SUPER」以上であれば快適にプレイできます。
RTX4060 Ti搭載ゲーミングPCの特徴・評価
良い点
- 省電力性が高い
- フルHD環境であれば144fpsでプレイ可能
- RTX 3070同等のゲーム性能
悪い点
- 8GB版と16GB版では性能が変わらない
- 高解像度環境は苦手
RTX4060 Tiだけに限らず40シリーズは省電力性が魅力。
長期的にも短期的にみてもコスパが良く、ミドル〜ハイスペックのゲーミングPCが欲しい方におすすめ。
重いRPGゲームもフルHD60fps出るので、快適なゲーム体験を約束してくれます。
ただ、WQHDや4K環境だとfpsがガクッと落ちるゲームも多くあるので注意。
サイバーパンクなどのRPG系映像美重視ゲームをプレイする方は、フレームレート比較表を参考にしてみてください。
また、VRAM(GPUメモリ)についてですが、RTX4060 Tiには8GB版と16GB版があります。
それら両方の性能を比べても大きく変わりません。なので16GB版はただただコスパが悪いのでおすすめしません。
RTX4060 Ti搭載ゲーミングPCによくある質問
RTX4060 Ti搭載ゲーミングPCによくある質問について回答していきます。
初心者の方はぜひ一度目を通しておいてください。
RTX 4060 Tiと近い性能のGPUが知りたい
RTX4060 Ti | RTX3060 Ti | RTX4070 | |
---|---|---|---|
参考価格 | 56,800円 | 50,980円 | 56,800円 |
コスパ | 0.237 | 0.233 | 0.212 |
TDP | 160W | 200W | 200W |
電力効率 | 84.2 | 59.5 | 89.7 |
VRAM容量 | 8GB | 8GB | 12GB |
VRAM帯域 | 288GB/s | 448GB/s | 504GB/s |
似てる性能でいうと「RTX3060 Ti」と「RTX4070」です。
基本的に40シリーズをおすすめしますが、どうしても予算が足りないという方は「RTX3060 Ti」でもOK。
ちょっとだけ予算に余裕があるなら「RTX 4070」を選びましょう。
他のパーツのスペックはどう選んだらいい?
GPUが決まっているなら、他は適当に予算内で選べばOK。
BTOメーカーは無難なパーツを提案してくれるので適当に選んでも、問題なく快適にプレイ可能です。それがBTOメーカーで買ういいところの1つ。
また、カスタマイズの相談でよく来るのが「CPU」「メモリ」「ストレージ」「CPUクーラー」「電源」の5つなので、それらについて簡単に選び方を解説します。
簡単解説
- CPU・・・「Ryzen 7 〇〇」「Ryzen 5 〇〇」「i5-14〇〇」がおすすめ 例:「Corei5-14400F」「Ryzen 7 5700X」など
- メモリ・・・ゲームだけなら16GBでOK。配信や動画編集もするなら32GBがおすすめ。
- ストレージ・・・外付けで補填できるので「1TB SSD」を選べばOK。最初から動画編集などをする予定があるならHDDを1~2TBカスタマイズするのがおすすめ。
- CPUクーラー・・・水冷クーラーが無難。予算に余裕がないなら空冷でもOK。
- 電源・・・650WでOK。よりスペックの高いGPUに交換する予定があるなら、余裕を持って800Wなどを選ぶのが無難。
その他officeソフトの有無やWi-Fiの有無は利用用途次第なので、自分に合ったものを選ぼう。
より簡単に選びたい方はこちら
予算が余ったらどれにお金をかければいい?
結論、GPU一択です。
予算が余ったなら「RTX4070 SUPER」や「RTX4070 Ti SUPER」などを積極的に選ぼう。
CPUなどにお金をかけるより、効率的にゲーム体験の満足度を上げることができます。
RTX4060 Ti搭載のおすすめゲーミングPCまとめ
今回はRTX4060 Ti搭載のおすすめゲーミングPCとそれらの基礎知識・特徴について解説しました。
モデル | JG-A5G6T | GE7A-C242/B | GB7A-E241/B | GK-PSK144F46Ti |
メーカー | マウス | TSUKUMO | TSUKUMO | STORM |
価格 | 144,800円 | 179,800円 | 237,800円 | 213,000円 |
CPU | Ryzen 5 4500 | Ryzen 7 5700X | Ryzen 7 7800X3D | Corei5-14400F |
GPU | RTX4060 Ti | RTX4060 Ti | RTX4060 Ti | RTX4060 Ti |
メモリ容量 | 16GB | 16GB | 32GB | 32GB |
ストレージ容量 | 1TB | 1TB | 1TB | 1TB |
公式HP |
RTX40シリーズのエントリーモデルとしてとても優秀で、ゲーミングPC初心者の方にもおすすめできるスペックです。
普通にPCゲームをプレイするには十分なので、コスパよく楽しみたい方はこのGPU搭載モデルは相性抜群。
ぜひ自分の目的に合ったゲーミングPCを見つけてみてください。