RTX4070搭載のおすすめゲーミングPCが知りたい。そのGPUの性能や出せるフレームレートなどについても教えて!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- RTX4070搭載のおすすめゲーミングPCを知りたい!
- RTX4070搭載のおすすめゲーミングPCの特徴を知りたい!!
- RTX4070搭載のおすすめゲーミングPCでできることを知りたい!
ゲーミングPC歴10年。これまで7台(+ノート1台)使ってきました。自作やパーツ交換の経験もありです。
今回はRTX4070搭載のおすすめゲーミングPCについて解説します。
このGPUはRTX40シリーズの中でも価格とスペックのコスパがよく、バランスのいいモデルです。
一般ゲーマーにとって最も人気のGPU。
ゲームごとのフレームレートや詳しい性能なども簡単な表で解説してます。
また、初心者向けの解説も多く掲載してるのでそちらもぜひ。
自分に合ったモデルを見つけて、最高のゲーム環境を手に入れよう!
目次
RTX4070搭載のおすすめゲーミングPC5選
さっそく今回の本題を紹介していきます。
モデル | GA5J-D241/B | MG-147F47 | FR30B760/D | LEVEL-R676-147F-TLX |
メーカー | TSUKUMO | STORM | フロンティア | パソコン工房 |
価格 | 223,800円 | 249,800円 | 254,800円 | 252,800円 |
CPU | Corei5-14400F | Corei7-14700F | Corei7-14700F | Corei7-14700F |
GPU | RTX 4070 | RTX4070 | RTX 4070 | RTX 4070 |
メモリ容量 | 16GB | 32GB | 32GB | 16GB |
ストレージ容量 | 1TB | 1TB | 1TB | 1TB |
公式HP |
【最安のRTX4070搭載モデル】GA5J-D241/B
GA5J-D241/B
メモリ | 16GB |
CPU | Core i5-14400F |
GPU | RTX 4070 |
価格 | 223,800円(税込) |
コスパの権化
ゲーミングPCの人気の価格帯でかつ、コスパのいいRTX4070搭載モデル。
RTX4060シリーズよりグッと性能も上がり、より快適なゲームプレイが可能です。
他のメーカーや価格帯と比べてもこの価格でRTX4070搭載は破格。
必要最低限のCPUとメモリを積んでおり、快適なゲームプレイは確実です。
コスパを求めてRTX4070搭載ゲーミングPCを手に入れるならコレ。
【Corei7-14700F搭載モデル】MG-147F47
MG-147F47
メモリ | 32GB |
CPU | Core i7-14700F |
GPU | RTX4070 |
価格 | 238,000円(税込) |
コスパ&デザイン優秀
STORMでは珍しい黒ケースを採用したモデル。
コスパも良く無難なスペックを持ってるので、とても人気も高いモデルです。
各パーツの性能バランスがいいので、汎用的にさまざまなシーンで利用可能です。
ゲームはもちろん、配信やゲームしながら動画を楽しむこともできます。
これくらいのスペックを選んでおけば、困ることはほとんどありません。
【Corei7-14700F+32GB搭載モデル】FR30B760/D
FR30B760/D
メモリ | 32GB |
CPU | Core i7-14700F |
GPU | RTX4070 |
価格 | 245,800円(税込) |
ゲーム沼への入り口
ゲーム次第では4Kの高fps値でのプレイも可能になるスペック。
ゲーム体験のレベルを1歩上げたい方におすすめ。
1つ前のモデルからメモリを倍増し32GB搭載したモデル。
メモリの主な性能は「処理できるタスクを増やす」ことなので、より配信や動画編集の快適度が上がります。
16GBか32GBかは利用頻度次第なところはあるので、2日に1回くらい6時間以上利用する人は32GBを選ぶとストレスフリーで利用できます。
【デザインもこだわりたい】LEVEL-R676-147F-TLX
LEVEL-R676-147F-TLX
メモリ | 16GB |
CPU | Core i7-14700F |
GPU | RTX 4070 |
価格 | 252,800円(税込) |
RGBに彩られたデザイン
パソコン工房独自のデザインが施されたPCケース。
ゲーミング部屋に合うデザインが欲しい方におすすめのモデルです。
コチラはデザイン重視のモデル。
パソコン工房の「レベルインフィニティ」というゲーミングPCブランドが出してる、RGBファン付きのPCケース。
とにかくゲーム空間にこだわりたい方は、こういったRGBライトが輝くPCケースをおすすめします。
【表で簡単比較】RTX4070の性能まとめ
次にRTX4070の性能について解説します。
初心者の方にもわかりやすいように表で解説してます。
RTX4070の基本性能比較表
RTX4070 | RTX3070 | RTX4070 Ti | |
---|---|---|---|
参考価格 | 84,800円 | 59,800円 | 109,800円 |
コスパ | 0.212 | 0.231 | 0.207 |
TDP | 200W | 220W | 285W |
電力効率 | 89.7 | 62.7 | 79.7 |
VRAM容量 | 12GB | 8GB | 12GB |
VRAM帯域 | 504GB/s | 448GB/s | 504GB/s |
用語解説
- コスパ:1円あたりのベンチマークスコア(ベンチマークについては次の見出し参考)
- TDP:消費電力のおおよその目安。低ければそれだけ電気代が安く済む。
- 電力効率:1TDPあたりのベンチマークスコア。数値が高い方が効率良し。
- VRAM容量:GPUのメモリ容量。普通のメモリとは別。
- VRAM帯域:VRAMが1秒間に転送できるデータ量の目安。
前世代のRTX3070と比べると省電力性が10%高く、基礎的なゲーム性能は5倍高くなってる。
DLSS3未対応のゲームでも25%性能アップなので、十分買う価値はあります。
「RTX4060」台はまだRTX30シリーズと比較されますが、RTX4070以上はもう40シリーズ一択です。
また、ゲーム以外でもAI画像生成などの利用用途にも対応してます。
VRAMが12GB搭載で、より処理の重いタスクも処理できるようになりました。
DLSS3とは?
AIのディープラーニングを利用して例えば、実際は「1920×1080」で描画してるが、見た目は「3,840×2,160」の高解像度に見えるという技術。(その他の解像度でも可能)
それによって負荷が軽減されるため、その分fps値の処理に負荷を回せてfps値向上にも繋がります。
簡単にいうと「低負荷で高解像度に見せることができる」機能のことです。
ベンチマーク比較表
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 | |
RTX3060 |
GPU性能の総合力を表すベンチマークはRTX3070と比べて25%ほどアップ。
これまでの世代交代と比べると性能の上がり幅は大きく、RTX30シリーズからの買い替えもしくは新しくゲーミングPCを購入する方には最もおすすめ。
なのでRTX4060を買うならRTX4070シリーズを選んだ方が、よりゲーム体験の満足度は上がります。
25個のゲームタイトル平均フレームレート表
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 | |
RTX3060 |
表からもわかるようにRTX4060 TiとRTX4070の性能差は明らか。
RTX4070からフレームレートの伸び幅が大きいです。
なのでワンランク上のゲーム環境を手に入れたい人は、RTX4060 TiよりもRTX4070以上から選びましょう。
また、あくまでゲーム内設定はどれも最高に設定してあります。
なので、低設定にすればもっとフレームレートは出るので安心してください。
25ゲームの平均なので次の章でそれぞれのフレームレートを参考にしてみてね!
【ゲーム別】RTX4070のフレームレート(fps)比較表
次にゲーム別にRTX4070のフレームレートを比較します。
自分のプレイしたいゲーム、もしくはジャンルを確認して参考にしてみてください。
Apex Legends
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 | |
RTX3060 |
Apexはシューティングゲームなので、fps値が非常に大事です。
PC版だと144~240fpsあたりが理想なので、コスパなら「RTX4060」でゲーム体験重視なら「RTX4070 Ti SUPER」がおすすめ。
VALORANTも同じゲームジャンルなので、同じようなスペックで楽しめます。
パルワールド
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 | |
RTX3060 |
パルワールドは推奨fpsが90fpsなのでコスパ重視なら「RTX4060 Ti」で、ゲーム体験重視なら「RTX4070 SUPER」以上がおすすめ。
比較的重いゲームの部類なので、結構スペックが要求されます。
他のゲームもプレイしたいとなると「RTX4070 SUPER」は無難なので、買っておいても損はないです。
モンハンワールド(アイスボーン)
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 | |
RTX3060 |
モンハンワールドは主に映像美重視でプレイする方が多くいます。
コスパ重視なら「RTX4060」で、ゲーム体験重視なら「RTX4080 SUPER」がおすすめ。
Escape From Tarkov(タルコフ)
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 | |
RTX3060 |
タルコフはPCゲームの中でも重いゲームとして有名で、要求スペックも高くなります。
コスパ重視なら「RTX4070」で、ゲーム体験重視なら「RTX4090」がおすすめ。
また4K設定で遊びたい方はRTX4090一択で、それ以下だとFPSゲームとしては致命的なフレームレートしか出ないので注意してください。
原神
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 | |
RTX3060 |
原神は元々fps上限は60ですが「Genshin Impact FPS Unlocker」を使うと、最大360fpsまで出すことができます。
コスパ重視で選ぶなら「RTX4060 Ti」で、ゲーム体験重視で選ぶなら「RTX4070 Ti SUPER」がおすすめ。
原神は映像美が素晴らしいので、それを全力で体験するなら「RTX4070以上」は欲しいところです。
サイバーパンク2077
RTX4090 | |
RTX4080 SUPER | |
RTX4070 Ti SUPER | |
RTX4070 SUPER | |
RTX4070 | |
RTX4060 Ti | |
RTX4060 | |
RTX3060 |
サイバーパンクはアクションRPGとして有名な作品で、比較的な重めなゲームの部類です。
アクション性も重視しつつ、サイバー感溢れる映像美を出力するため要求スペックが高め。最低でも60fps、理想は90fps以上欲しいところです。
コスパ重視で選ぶなら「RTX4060」で、ゲーム体験重視で選ぶなら「RTX4070 Ti SUPER以上」がおすすめ。
RTX4070搭載ゲーミングPCの特徴・評価
良い点
- 省電力性が高い
- DLSS3でRTX3090Ti以上の性能
- 高解像度環境も得意
悪い点
- RTX3070よりも価格アップ
RTX4070だけに限らず40シリーズは省電力性が魅力。
長期的にも短期的にみてもコスパが良く、ミドル〜ハイスペックのゲーミングPCが欲しい方におすすめ。
重いRPGゲームもフルHD60fps出るので、快適なゲーム体験を約束してくれます。
また、RTX3070よりも価格が高い点ですが、RTX4070はRTX3080 Ti以上のスペックを持ってるので当然です。
コスパで見ればRTX4070の方がいいので問題なし。
RTX4070搭載ゲーミングPCによくある質問
RTX4070搭載ゲーミングPCによくある質問について回答していきます。
初心者の方はぜひ一度目を通しておいてください。
フルHD環境ではオーバースペックじゃない?
結論、オーバースペックな分には何も問題ないです。
これまでの経験的にスペック不足になるのが1番ストレスですし、買い換えるのも相当なコストです。
今は必要なくても、将来的により要求スペックの高いゲームが出てくるかもしれません。
そういった時にいちいち買い換えるのはコスパ悪すぎます。
予算があるなら無理しない程度に、最初からスペックは高いものを選んでおいた方が後々助かります。
RTX 4070と近い性能のGPUが知りたい
RTX4070 | RTX3070 | RTX4070 Ti | |
---|---|---|---|
参考価格 | 84,800円 | 59,800円 | 109,800円 |
コスパ | 0.212 | 0.231 | 0.207 |
TDP | 200W | 220W | 285W |
電力効率 | 89.7 | 62.7 | 79.7 |
VRAM容量 | 12GB | 8GB | 12GB |
VRAM帯域 | 504GB/s | 448GB/s | 504GB/s |
似てる性能でいうと「RTX3070」と「RTX4070 Ti」です。
基本的にRTX40シリーズをおすすめしますが、どうしても予算が足りないという方は「RTX3070」でもOK。
ただ、RTX3070はDLSS3に未対応なので、高解像度で高フレームレートを狙いたい方は注意です。
他のパーツのスペックはどう選んだらいい?
GPUが決まっているなら、他は適当に予算内で選べばOK。
BTOメーカーは無難なパーツを提案してくれるので適当に選んでも、問題なく快適にプレイ可能です。それがBTOメーカーで買ういいところの1つ。
また、カスタマイズの相談でよく来るのが「CPU」「メモリ」「ストレージ」「CPUクーラー」「電源」の5つなので、それらについて簡単に選び方を解説します。
簡単解説
- CPU・・・「Corei7」か「Corei5」の13世代or14世代。例:「Corei7-14700F」「Corei5-13400F」など
- メモリ・・・ゲームだけなら16GBでOK。配信や動画編集もするなら32GBがおすすめ。
- ストレージ・・・外付けで補填できるので「1TB SSD」を選べばOK。最初から動画編集などをする予定があるならHDDを1~2TBカスタマイズするのがおすすめ。
- CPUクーラー・・・水冷クーラーが無難。予算に余裕がないなら空冷でもOK。
- 電源・・・650WでOK。よりスペックの高いGPUに交換する予定があるなら、余裕を持って800Wなどを選ぶのが無難。
その他officeソフトの有無やWi-Fiの有無は利用用途次第なので、自分に合ったものを選ぼう。
予算が余ったらどれにお金をかければいい?
結論、GPU一択です。
予算が余ったなら「RTX4070 SUPER」や「RTX4070 Ti SUPER」などを積極的に選ぼう。
CPUなどにお金をかけるより、効率的にゲーム体験の満足度を上げることができます。
RTX4070搭載のおすすめゲーミングPCまとめ
今回はRTX4070搭載のおすすめゲーミングPCとそれらの基礎知識・特徴について解説しました。
モデル | GA5J-D241/B | MG-147F47 | FR30B760/D | LEVEL-R676-147F-TLX |
メーカー | TSUKUMO | STORM | フロンティア | パソコン工房 |
価格 | 223,800円 | 249,800円 | 254,800円 | 252,800円 |
CPU | Corei5-14400F | Corei7-14700F | Corei7-14700F | Corei7-14700F |
GPU | RTX 4070 | RTX4070 | RTX 4070 | RTX 4070 |
メモリ容量 | 16GB | 32GB | 32GB | 16GB |
ストレージ容量 | 1TB | 1TB | 1TB | 1TB |
公式HP |
RTX4070は4060台と比べて、前世代からのレベルアップが著しいGPUです。
なので一般ゲーマーにとって、最もコスパも良く人気なモデルと言えるでしょう。
普通にPCゲームをプレイするには十分なので、コスパよく楽しみたい方はこのGPU搭載モデルは相性抜群。
ぜひ自分の目的に合ったゲーミングPCを見つけてみてください。