ゲーミングPC買いたいけどグラボの選び方知りたい!グラボについての基礎知識も知りたい方それも教えて!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 初心者でもわかるグラボの選び方
- グラボについての周辺知識まとめ
- おすすめのグラボとそれを搭載したおすすめのゲーミングPC
ゲーミングPC歴10年。これまで7台(+ノート1台)使ってきました。自作やパーツ交換の経験もありです。
今回はゲーミングPCのグラボの選び方と周辺知識について解説します。
グラボ選びに失敗するとゲームライフは完全崩壊です。
難しい言葉は抜きで初心者の方にもわかりやすく解説してます。
自分に合ったモデルを見つけて、最高のゲーム環境を手に入れよう!
グラフィックボードの呼び方
- グラフィックボード
- グラボ
- GPU
いろんな呼ばれ方がありますが、どれも同じ意味です。本サイトでは基本的に「グラボ」or「GPU」で記載してます。
ゲーミングPCのグラボの選び方
まずは本題のグラボの選び方について解説します。
結論、2つの方法もしくは両方を吟味して選べば間違いなしです。
難しい言葉はなしで解説するのでぜひ参考にしてみてください。
- やりたいゲームで選ぶ
- 利用用途で選ぶ
やりたいゲームで選ぶ
ゲーミングPCは主にゲームプレイが目的で購入する方がほとんどだと思うので、基本的にまずはやりたいゲームを軸に選びましょう。
ゲームごとに快適に遊べる環境に必要なスペックが違うので、それを確認するのがおすすめ。
簡単に確認できる表を作成してるので、ぜひ確認してみてください。
グラボ名 | ゲームタイトル・環境など |
---|---|
RTX4090 | オープンワールドゲームに複数のMOD導入でプレイ&配信 ・マインクラフト ・GTA5 など |
RTX4080 SUPER | RPGやMMOなどの映像美重視のゲームを4Kでプレイ&配信 ・FFシリーズ ・エルデンリング など |
RTX4070 Ti SUPER | 240fps高画質でシューティングゲームをプレイ&配信 ・Apex ・Valorant など |
RTX4070 SUPER | オープンワールド・サバイバルゲームを中設定でプレイ ・マイクラ ・GTA5 ・パルワールド ・Ark など |
RTX4070 | 240fps高設定でシューティングゲームをプレイ・RPG、アクションを中設定でプレイ ・Apex ・Valorant ・FFシリーズ ・エルデンリング など |
RTX4060 Ti | RPG・アクションを中設定でプレイ ・FFシリーズ ・原神 ・エルデンリング ・モンハン など |
RTX4060 | 144fps中設定でシューティングゲームをプレイ ・Apex ・Valorantなど |
また、設定や解像度ごとの細かい選び方は「ゲーム別のおすすめゲーミングPC」のページで解説してます。
利用用途で選ぶ
次に利用用途で選ぶというやり方もあります。
ゲーミングPCはスペックによりますが、ゲーム以外にもたくさんの利用用途で購入されます。
主に以下の5つ。
- 動画編集・作成(YouTube、3DCGなど含む)
- ゲーム配信
- VTuber活動
- ゲーム制作
- 生成AI
最近の主流はこれらとゲームプレイの利用用途です。
細かく言うと様々ありますが、ざっくりこれらを快適に利用したいなら「RTX4070 Ti SUPER」以上のGPUがおすすめ。
あとはCPUやメモリのスペック次第なとこもあるので、最低限このGPUを積むのが無難です。
価格帯でいうと30万円以上なので高額ですが、あなたのやりたいことは必ず叶えられます。
関連記事 【最強スペック】30万円以上で買えるおすすめゲーミングPC5選
【基礎知識】グラフィックボードって何?
次にグラボの基礎知識についてまとめます。
実際に購入する際にある程度知識があればミスることもなくなるので、ぜひ参考にしてみてください。
グラボの役割
グラボは「画像(映像)描画」が仕事です。
ゲームプレイにおいて最も重要な役割を担ってるので、ゲーミングPCを選ぶ際はよく話題に出ます。
グラボの性能が低いと映像がガビガビになったりカクカクしたりするので、絶対に妥協できません。
予算をかけるならまずはグラボ重視で選びましょう。
グラボの二大メーカー
グラボは主に2つのメーカーが顧客に選ばれています。
ポイント
- NVIDIA・・・「Geforce」というブランドでグラボを展開。ゲーム性能向き。
- AMD・・・「Radeon」というブランドでグラボを展開。クリエイティブ性能向き。
基本的にはNVIDIAのGeforce一択で、特にRadeonを選ぶ理由はありません。
BTOメーカーが販売してるゲーミングPCも9割がGeforceで構成されてます。
ただ、ゲーミングPCの購入目的が「動画編集」や「3DCG」などのクリエイティブが主軸なら、Radeonのグラボを選んでもOK。
ぶっちゃけどっちを選んでもそこまで変わらないけど、ゲーム向きとクリエイティブ向きで分かれてるのが一般的だよ!
ゲームにおけるグラボの重要性
グラフィックボードはゲーミングPCを構成しているパーツの中で、最もゲーム性能を左右するパーツです。
もちろんCPUやメモリのスペックは低スペックでいいというわけではないですが、グラボだけは妥協してはいけない唯一のパーツ。
妥協するくらいならそもそもゲーミングPCを買わない方がいいレベルの話です。
それだけグラボはゲームする上で重要なパーツになってます。
グラボの型番の見方
グラボの型番はぱっと見謎の英数字が並んでるだけに見えますよね。
初心者の方にもわかりやすいように、例を交えて解説します。今回の例は「RTX 4070 Ti」です。
ポイント
- RTX・・・ブランド。
- 40・・・世代。数字が大きいほど最新世代です。
- 70・・・グレード。数字が大きいほど高性能。
- Ti・・・接尾辞。TiとSUPERがあり、両方つくこともある。
BTOメーカーで販売されてるものを比較するときは「数字大きい方が高性能」「接尾辞がついてるとさらに高性能」という解釈でOK。
ゲーミングPCにおすすめのグラボ7選
グラフィックボードのおすすめは「Geforce RTX40シリーズ」です。
先述した通りBTOゲーミングPCならGeforce一択なので、その中でも現行で人気のシリーズ。
そのシリーズの中でもさらにおすすめのグラボを、コスパ重視で厳選したのでぜひ参考にしてみてください。
【現行最強グラボ】Geforce RTX4090
ポイント・特徴
- スペック最強
- 50万円以上のPCに搭載
- 利用用途は無限大
現状発売されてるグラボの中で最高峰のモデル。
4K高画質でRPGも楽しめますし、240fps高画質でシューティングゲームなども快適にプレイできます。
このようにゲームはもちろんですが、ハイクオリティな動画制作などにも利用できるのでクリエイターを目指す方にもおすすめのグラボです。
RTX4090搭載のおすすめゲーミングPC
PG-X14XT49K
メモリ | 32GB |
CPU | Core i9-14900KF |
GPU | RTX 4090 |
価格 | 599,800円(税込) |
最強of最強
ゲーム性能やそれ以外の性能をとっても、一般人が購入する中ではほぼ最強のモデル。
とにかくスペックにこだわったモデルが欲しいならコレ。
関連記事 RTX4090搭載のおすすめゲーミングPC4選【性能&フレームレートも解説】
【ハイスペックコスパグラボ】Geforce RTX4080 SUPER
ポイント・特徴
- コスパ良しでハイスペック
- 38〜45万円台のPCに搭載
- RTX4090の妥協モデル
RTX4090と価格差が約10万円あるので、そこまで予算はないがハイスペックなグラボが欲しい人におすすめ。
スペック差は30%ほどあり、4K環境などでは差を感じるかもしれませんが設定を落とせば問題ありません。
現状ガチゲーマーが選ぶハイスペックグラボとしては最適です。
RTX4080 SUPER搭載のおすすめゲーミングPC
FRGAG-B760/CG2
メモリ | 32GB |
CPU | Core i7-14700F |
GPU | RTX 4080 SUPER |
価格 | 384,800円(税込) |
RTX 4080 SUPER搭載
全体スペックのバランスも良く、どれもハイエンドクラス。
デザイン性はシンプルだが、十分満足いくゲーム体験を手に入れられます。
関連記事 RTX4080 SUPER搭載のおすすめゲーミングPC4選【性能&フレームレートも解説】
【ステップアップグラボ】Geforce RTX4070 Ti SUPER
ポイント・特徴
- ゲーム性能を1段階ステップアップ
- 28~34万円台のPCに搭載
- ガチゲーマーは最低コレ
性能が似てるRTX4070 SUPERと比較すると、ゲーム性能が1段階ステップアップしてます。
フルHD環境なら平均で200fpsでますし、4Kでも100fps近くは出せます。
一般の人よりゲームする人はこれくらいスペックがあると安心です。
RTX4070 Ti SUPER搭載のおすすめゲーミングPC
FRGLB760/SG2
メモリ | 32GB |
CPU | Core i7-14700F |
GPU | RTX 4070 Ti SUPER |
価格 | 319,800円(税込) |
ハイスペックでコスパ枠
2024年1月に発売されたRTX4070 Ti SUPER搭載モデルを買える最安値はコレ。
とにかくスペックに困りたくないが、安く手に入れたい方におすすめ。
関連記事 RTX4070 Ti SUPER搭載のおすすめゲーミングPC4選【性能&フレームレートも解説】
【コスパ重視ゲーマー最推しグラボ】Geforce RTX4070 SUPER
ポイント・特徴
- コスパもスペックも両立
- 22~30万円台のPCに搭載
- 240fps出すなら最低コレ
このグラボと似たスペックのモデルと比較するとスペックに対してコスパが良く、誰にでもおすすめできる万能型グラボ。
価格帯も最も人気の価格帯で、手を出しやすいお値段。
特にこだわりないけど、ある程度いい環境でゲームがしたい方はとりあえずこれ。
RTX4070 SUPER搭載のおすすめゲーミングPC
FRGHZ790/C
メモリ | 32GB |
CPU | Core i7-14700F |
GPU | RTX 4070 SUPER |
価格 | 279,800円(税込) |
シンプルデザインでパワー系
GPUはRTX 4070SUPER搭載で映像面最強格。
見た目に拘らないけどスペックには拘りたい方向け。
関連記事 RTX4070 SUPER搭載のおすすめゲーミングPC【性能&ベンチマークも紹介】
【ミドルスペック入門グラボ】Geforce RTX4070
ポイント・特徴
- 一般ゲーマーからガチゲーマーに挑戦したい方向け
- 22~25万円台のPCに搭載
- 搭載PCも多い人気グラボ
SUPER版が発売されたので徐々に置き換えられていくと思いますが、まだまだ現役でいけるグラボ。
基本的にはSUPER版をおすすめしますが、「好みのデザインに搭載されてない」や「ギリギリ予算が…」などの理由があれば全然選択肢としてありです。
RTX4070搭載のおすすめゲーミングPC
GA5J-D241/B
メモリ | 16GB |
CPU | Core i5-14400F |
GPU | RTX 4070 |
価格 | 223,800円(税込) |
コスパの権化
ゲーミングPCの人気の価格帯でかつ、コスパのいいRTX4070搭載モデル。
RTX4060シリーズよりグッと性能も上がり、より快適なゲームプレイが可能です。
関連記事 RTX4070搭載のおすすめゲーミングPC5選【性能&フレームレートも解説】
【コスパグラボ】Geforce RTX4060 Ti
ポイント・特徴
- コスパ重視
- 18~23万円台のPCに搭載
- 軽めのゲームをコスパよく楽しみたい方
RTX40シリーズの中でもコスパ枠だが、最近の人気ゲームタイトルは普通にプレイ可能。
ギリギリ10万円台で買えるので、最初に手に取るモデルとしてもありです。
RTX4060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC
GB5J-C241/B
メモリ | 16GB |
CPU | Core i5-14400F |
GPU | RTX 4060 Ti |
価格 | 187,800円(税込) |
14世代Corei5搭載
20万円を切ってRTX4060 Ti搭載なのはコスパ良し。
全体的なスペック的にも人気なモデルなので、初心者の方にもおすすめです。
関連記事 RTX4060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC5選【性能&ベンチマークも解説】
【現行最安おすすめグラボ】Geforce RTX4060
ポイント・特徴
- RTX40の最安グラボ
- 12~20万円台のPCに搭載
- とにかく安くゲーミングPCを手に入れたい方向け
BTOメーカーの販売モデルを見ても、現状のラインナップの中で最安クラス。
とは言っても性能が低いわけではないので、ちょっと休日にゲームを楽しみたいくらいの人には最適です。
RTX4060搭載のおすすめゲーミングPC
FRGKLB760M/SG2
メモリ | 16GB |
CPU | Core i5-14400F |
GPU | RTX 4060 |
価格 | 174,800円(税込) |
14世代CPU搭載
コスパ枠担当でかつRTX4060とも相性のいいCPU搭載。
GPUもCPUもコスパよく、でも快適な環境でゲームしたい方におすすめ。
関連記事 RTX4060搭載のおすすめゲーミングPC5選【性能&ベンチマークも解説】
グラボに関するよくある質問
最後にグラボに関するよくある質問を紹介します。
初心者の方は特に目を通しておくと、よりグラボに関する知識が深められます。
お金をかけるならグラボ?CPU?
結論、グラボです。
ゲーム目的にゲーミングPCを買う人は特にです。
ゲーム性能を担当してるのはグラボなので、ゲーム体験の満足度を上げたいならグラボにお金をかけよう。
ただ、CPUやメモリのスペックも最低限は必要なので、そこを削ってまでグラボにお金をかける必要はありません。
予算が余ったらくらいのイメージでOK。
グラボなしでもゲームできる?
できるゲームもありますが9割のPCゲームはないと快適にプレイできません。
ゲーミングPCはグラボがあるからゲーミングPCと呼ばれます。
そこを妥協してしまうと元も子もありません。
グラボメモリ(VRAM)ってなに?
BTOメーカーでグラボを選ぶ際によく話題に出るのはベンチマークとグラボメモリ(VRAM)の2つ。
基本的にベンチマークを参考にすればOKですが、ゲーム以外の利用用途がある方はグラボメモリも気にした方がいいです。
特に、「動画編集」や「生成AI関係」での利用用途がある人は最低12GB、おすすめは16GBあったら安心という感じ。
RTX40シリーズだとRTX4070以上のモデルに搭載。
ゲームだけの場合は気にせずOKです。
【ゲーミングPC】グラボの選び方まとめ
今回はゲーミングPCのグラボの選び方とそれらの基礎知識について解説しました。
ゲーミングPCにはグラボが必須なので、選び方は知っておいた方がお得です。
「意外と安く済むじゃん!」みたいなこともあり得るので、ぜひ参考にしてみてください。
-
【2024年】おすすめゲーミングPCを特徴別に紹介!初心者にもわかりやすく解説
続きを見る